コンビニエンスストアの商品は、毎週新商品が発売されていることをご存知でしょうか。
商品のサイクルは短いですが、自分自身の考案した商品が店頭に並び、お客様の手元に届くという、貴重な経験ができる業務のひとつです。
世の中の動向を把握したり、お客様のニーズに合致したものを開発するため、他コンビニだけでなく、百貨店やスーパー、話題になっているお店等に足を運び、新商品の構想を練ります。
市場調査で得たことを生かし、新製品の試作を行います。
自分の納得のいくまで、試行錯誤しながら試作を繰り返し行います。
それぞれ自分で試作した商品を持ち寄り、第三者の目から客観的に評価をしてもらう機会を設けています。
ここで問題点や改善点を洗い出し、更に商品がよくなるよう試作を重ねる場合もあります。
社内プレゼンで出た意見を参考に、今後は製造現場で、実際に商品を作ってみます。
試作ではできたことも、製造現場では簡単にできないことも多々あります。
それらを見極め、改善し、実際に製造現場で作ることのできる商品であることを、この段階で考えなければなりません。
社内プレゼンをクリアし、ラインテストでも問題なく試作品を作ることができたら、いよいよ社外プレゼンです。
各社がそれぞれ試作品を持ち寄り、店頭に並ぶ商品を決めるためのプレゼンとなります。
考えてきた試作品が無事に商品化されるかどうか、商品だけでなく、自身のプレゼン力も重要となってきます。
社外プレゼンを無事にクリアしたら、製造現場で製造するために、仕様書を作成します。
ラインテストを行ったときに見えた改善点などを全て含め、問題なく製造ラインで商品が作れるよう、1から方法をまとめます。